いち髪を使っていると薄く、細くなってきているかもしれません。アミノ酸系といいながら洗浄力が強く、シリコンも配合されていないから髪と頭皮への負担は大きめです。ヘアケアの間違いによって髪をゴシゴシ洗っているから髪が細くなり、ケラチンとCMCが流出しています。
シャンプー含む化粧品の見方は成分が多い順に表記されています。基材とよばれるベースの洗浄成分さえわかれば、どういった目的の化粧品なのかは理解できます。ただ、配合量は不明だから、たとえば成分がいいから、この商材はいいといった安易な判断はできません。そういったものは配合量を少なくしているから、いち髪プレミアムのように安価に販売できています。
化粧品の全成分表示ルールの解説
・すべての成分を記載する。
・配合量の多い順に記載する。
・1%以下の成分は順不同で記載可能。
・キャリーオーバー成分(∗3)は表示する必要がない。
・香料は、複数の成分をまとめて「香料」(∗4)として記載可能。
・着色剤および体質顔料は、すべての成分の表示の後に順不同で記載可能。
・ いわゆるシリーズ品に限り、着色剤および体質顔料はその成分がその色の製品に配合されているかどうかに関係なく、「+/-」の記号を記載した後にシリーズ品に配合されるすべての着色剤および体質顔料を表示可能。引用元:化粧品の全成分表示ルールの解説
ボトルの裏の内容成分表をみれば、だいたいの特徴ぐらいは解るハズ… ただ決定的に解らないものがあるんだよね!
そのシャンプーの内容成分自体は簡単にわかるんだが成分表を見ただけでは絶対に解らないのが、どのくらいの分量を配合しているか!?
そ〜、そのシャンプーに、その成分が、どれだけの量が入っているのか?
内容成分の正確な配合量や配合比がわからないのです!
シャンプーの解析方法
・成分表示は配合量が多い順だから予想できる
・医薬部外品は決まっていないので薬用成分から予想
・成分はよくても配合量と効果は不明
成分の負担が大きくはげる
いち髪の洗浄成分はアミノ酸系のラウロイルサルコシンTEAという、歯磨き粉の殺菌成分LSSとしても使えるほど強力です。データがほとんどないため肌への負担は少ないかもしれませんが洗浄力はあります。
ラウロイルメチルアラニンも配合されていますが、おそらくほんの少しだけ。成分の専門家ならコスパいいというかもしれませんが、美容師と敵対するようなものです。
ラウロイルサルコシンTEAの現時点での安全性は、
・外原規2021規格の基準を満たした成分が収載される医薬部外品原料規格2021に収載
・ 15年以上の使用実績
・ 皮膚刺激性:ほとんどなし-最小限(データなし)
・眼刺激性:詳細不明
・皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし(データなし)このような結果となっており、化粧品配合量および通常使用下において一般に安全性に問題のない成分であると考えられます
口臭予防機能
口臭を抑えてクリアな息に。LSS(ラウロイルサルコシンナトリウム)が、口臭原因菌
を殺菌し、口臭の発生を防ぎます。引用元:おすすめの歯磨剤のご紹介
シリコンは髪の質感をよくするほかに摩擦ダメージを防ぐ効果もあります。配合されていないということは負担が大きいだけです。そういったもので洗っているから髪がギシギシすると聞いたかもしれません。
最近、“髪と地肌の健康”をうたい、ノンシリコンをアピールしたシャンプーが多く出回るようになりました。
中略
シリコーンの主な役割として、髪をコーティングし、摩擦による髪のダメージを防ぐことや、指どおりを滑らかにするなどが挙げられます。
中略
現在、シャンプーはノンシリコーンでも、リンスやコンディショナーにシリコーンが入っているブランドが多い理由は、ノンシリコーンのシャンプーで汚れを落とした後、シリコーンのコーティングで髪を守り、傷んだ髪の補修を期待してのことのようです。
現在のところ、シリコーンが髪に有害であるという積極的な情報はありません。それぞれにメリットとデメリット、また使用者個々の好みもあるので、性質を理解したうえで使い分けるのがよいのではないでしょうか。
保湿成分の和草はとくにこれといって効果があるかは不明です。シャンプーでもコラーゲン洗浄成分、ヒアルロン酸やリピジュアといった成分が配合されたものを使ったことあるかもしれませんが、価格が高いぶん保湿感を実感できます。いち髪の価格帯で期待するほうが無理があります。
コメヌカエキスの現時点での安全性は、
・外原規2021規格の基準を満たした成分が収載される医薬部外品原料規格2021に収載
・15年以上の使用実績
・皮膚刺激性:ほとんどなし(データなし)
・眼刺激性:詳細不明
・皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし(データなし)
アンズ核油の現時点での安全性は、
・外原規2021規格の基準を満たした成分が収載される医薬部外品原料規格2021に収載
・20年以上の使用実績
・皮膚刺激性:ほとんどなし
・眼刺激性:詳細不明
・皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし
シャンプーを選ぶ理由
ただ、お客さまはボトルデザインとかアミノ酸系とか和草のちからなどの宣伝によって選ぶから、ギシギシするのは自分の髪質が悪いと思っているのかもしれません。お客さまご自身で傷めたダメージ髪を補修しろといってもできるものではありません。仮に補修してもすぐにとれてしまうから施術が下手な美容師と思われてしまいます。
美容室のシャンプーをすすめるだけで使って頂けるならいいのですが、実際はほぼ不可能です。そういったときはカウンセリングしながら美容室のものをすすめると試しに1本ならと使用されるかもしれません。
カウンセリングは仕事などのプライベートなことではなく、髪のことについて質問します。よくある美容師の勘違いはどんな髪になりたいのか?というものです。
お客さまは素人だから髪についての知識はまったくありません。だから、似合う髪型の提案とか髪質のこと、ヘアケアのことを教えます。洗髪というと髪をゴシゴシ擦る人もいるから地肌を洗うことを教えると、安価なものだと脱脂力が高いため、乾燥やかゆみがでることで肌が弱いから負担の少ないものとしてサロン専売品をすすめることもできます。
実際は成分の負担が大きいから乾燥やかゆみがでますが、メーカーやディーラーのようにセールストークは乾燥肌や敏感肌にいいものとして案内したほうがいいかもしれません。
カウンセリングのあとシャンプーするなら、成分が違うから髪がきれいになるなど美容界の常識を教えると、おそらくシャンプーが違うことは気づいているから購入されるかもしれません。
美容師との会話で「楽しかった/役に立った話題」を複数回答で答えてもらったところ、男性回答は1位「趣味について」(34.4%)、2位「髪の悩みについて」(34.1%)が上位に挙がった一方、女性回答では1位「髪の悩みについて」(51.5%)、2位「自宅での髪のケアについて」(45.1%)が上位に挙がりました。
「髪の癖を抑える方法」「自分に合った普段の髪の乾かし方」といった声が寄せられ、男女いずれも、髪のプロならではの情報提供を求めていることが分かりました。そのほか、美容師との会話で「嫌だった/話したくなかった話題」については、男女いずれも「仕事や学校について」(男性22.7%、女性31.1%)が最多に。次点以降をみると、男性は「美容師のエピソードトーク」(20.7%)、女性では「休日の過ごし方について」(23.7%)が挙げられ、仕事や学校、恋愛・結婚、家族の話題は特に配慮が必要なことがうかがえる結果となったそうです
引用元:YAHOOニュース 美容師とのトーク、盛り上がる?続かない? 2000人のホンネ 触れられたくない話題は「仕事や学校」「休日の過ごし方」
内容を理解する
シャンプーやトリートメントなどは見た目が同じなので、いくら説明しても理解して頂くことはできません。なので美容室のものを使うことで体感して頂けます。
自分の髪に合ったシャンプーを選びたい! そんな時に頼りになるのは、髪のプロである美容師さんたち。
ところが、ネットや口コミで広まった情報で不安を感じたり、思うようなシャンプー選びができずモヤモヤした気持ちを抱えたりしている人も多い様子。シャンプーに含まれている特定の成分を取り上げて危険性を訴える、ドキッとするような表現も多く見かけますが、実は「この成分が入っているから良い、悪い」と単純に判断することはできないんだそう。
お客さまは高いからシャンプーを買わないというより、効果が分からないからシャンプーを買いません。効果さえ分かれば使って頂けます。ただ、あれもこれもと案内すると不快な思いをさせてしまうから、はじめはベーシックなものだけがいいかもしれません。
こういったことはシザーズにも当てはまります。シザーズも見た目がおなじなので、研ぎはどこもおなじと依頼したら切れないハサミにされることがあります。
ヒカリシリーズには手造りでしか作れない蛤刃(コンベックス)が付けられています。
この刃は研磨調整によって簡単に当初の性能を取り戻す特長をもった、日本刀にもみられる優れた刃つけです。しかし、機械研磨や自己流等の「当社以外の研磨法」で研磨しますと、ふくらみを備えた蛤刃を破壊し、当初の切れ味が回復できないばかりか鋏の寿命を極端に短くしてしまいます。研磨は必ずお買い上げの当社正規代理店にお申し付け下さるか、当社まで直接ご送付の上ご依頼くださいますようお願いいたします。
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