パンテーンのヘアマスクはダメージヘアを補修する効果はほとんどありません。ヘアマスク含む化粧品の見かたは成分が多い順に記載されており、シリコンは別名ジメチコンです。
ヘアマスクの補修成分というのは、ほとんどがシリコンのため、コーティングが強くなってしまい使うほど、髪が細くなったり、皮膜毛というダメージヘアになってしまいます。
そもそもシリコンって何?
「シリコン」とはシャンプーやトリートメント、化粧品に使用されており
髪の毛をコーティングしてくれる成分です。
コーティング作用に特化した成分なので、「シリコン」に
洗浄効果や毛髪補修はできません。
「シリコン」は髪の表面をコーティングして
摩擦軽減やツヤ感を出してくれる成分です。
~皮膜毛の特徴~
①髪の毛は乾燥しているが根元がしっとりして居る
②髪の毛がなかなか乾かない
③シャンプー剤が泡立ちにくい
④何もつけていないのに髪の毛にテカリがある上記に当てはまる方は皮膜毛かもしれません!
皮膜毛は薬剤の浸透を妨げます。
そのためパーマやカラーの放置時間が長くなり、髪の毛に負担をかけるのです。
そして、ダメージになります。髪の毛を包む「皮膜」の原因になっているものは、シリコンやポリマーなどのコーティング剤です。または自然成分(ツバキ油など)の可能性もあるのです。
その原因になっているものが、市販のシャンプーやトリートメントです。
皮膜毛は髪の表面をシリコンでコーティングしているだけのため、髪のダメージはそのまま傷み続けます。洗浄力の強いシャンプーで洗うと、シリコンといっしょにキューティクルも剥がれ落ちるから、髪が細く切れ毛や枝毛の原因になります。補修しているつもりでもダメージヘアになってしまいます。
皮膜毛になると、ドライヤーでも乾きにくく、カラー剤やパーマ液も浸透しにくいため、美容室の施術もうまくいきません。
髪へのダメージを予防するにはシャンプーとトリートメントを変えるしかありません。シャンプーは髪への負担が少なく、トリートメントはケラチンやCMCといった髪を構成する成分に似たものを使うとダメージヘアを解消できます。
欠点としては、ケラチンやCMCなどの成分が高価なため、値段も高くなっています。ケラチン配合のヘアマスクもありますが、とくに安価なものは配合量が少なく効果がほとんどありません。
髪の補修成分が高配合されたものを使うと、ヘアマスクを使う必要はあまりありません。ハイダメージが気になるときは、洗い流さないトリートメントを使うと補修効果が高くなります。
ダメージヘアを補修するものは値段が高く敬遠されていますが、シャンプーとトリートメントの頻度は数日に1回でもわりと効果があります。
パンテーンなどの安価なシャンプーは洗浄力が高く、洗うほどダメージが加速します。また、肌バリアを落としすぎるから頭皮の乾燥やかゆみ、抜け毛が増えることもあります。
ヘアケア1回分は数十円から数百円、月に数千円ほどでダメージヘアを補修や保湿したり、頭皮の乾燥やかゆみを予防することができます。美容室のカットやカラー、パーマなどの施術も美容師が扱いやすい髪質になるからきれい決まります。
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