タングルティーザーを使うとパーマがとれるのは一時的?まったく戻らない?

タングルティーザーを使うとパーマがとれるのは、パーマがかかっていないか、パーマ液が流れ落ちています。

パーマはヘアブラシを使ったくらいで落ちることは考えにくく、ブラッシングしたあと、一時的にストレートになるくらいなら問題はありません。クセ毛の人も一時的にストレートのようになります。

パーマ液は質がよくなっているので、落ちにくいといえます。パーマ液は適切な量と時間があり、パーマが苦手な美容室だとパーマ液が浸透していないので落ちやすいかもしれません。ホットペッパービューティなどを利用し、パーマが得意な美容室を探すことはできます。

過度なパーマ、カラー施術 
施術後のお手入れ
パーマもカラーも使用上の注意を守り、適切に用いれば安全に使用できます。しかし、誤った使用方法や過度な使用を繰り返したりすると毛髪を傷めていまいます。
パーマもカラーも毛髪にとっては大きな手術をするようなものです。施術後は、キューティクルが剥がれやすく大変傷みやすい状態になっていますので、施術後は普段以上に毛髪をいたわるよう工夫することが大切です。
例えば、シャンプー時の摩擦に気をつけ、施術後しばらくは損傷毛用のインバストリートメントを使用する、ブラッシング時には摩擦を低減するようなブラッシング剤を用いて不要なブラッシングは避ける、などの対策が考えられます。

引用元:毛髪の損傷とヘアケア

パーマがとれる一番多い原因

パーマが落ちる原因で多いのは、シャンプーの洗浄力が強いことです。トリートメントしているのに髪がパサパサしたり、乾燥するならほぼシャンプーとトリートメントのせいでパーマがとれています。

ダメージ髪になっているなら、いくらパーマが得意な美容師でも、髪の中がスカスカになっているのでパーマ液を浸透させることができません。せっかく浸透したパーマ液も数日でほとんど流れ落ちてしまいます。

パーマしたあと、一番いいのはその美容室で、サロン専売品のシャンプーとトリートメントを紹介してもらうことです。サロン専売品は髪へのダメージが少ない洗浄成分と補修成分、コーティング成分がたっぷり配合されています。

成分が合っていれば、シャンプーとトリートメントを変えるだけで髪が補修されたり、ツヤがでたりします。また、ダメージで細くなっている髪なら補修とコーティングすることで元の太さに戻ります。

パーマがとれないものは?

そこら辺のものは過剰なまでに洗浄力が強くなっているので、昔と比べて髪が細くなったと悩むなら、キューティクルが剥がれているなどのダメージで細くなっています。そんな髪にパーマをかけてもパーマはかかりません。

髪を補修できればパーマがかかりやすく、落ちにくく、滑らかなのでブラッシングもきれいにできます。パーマ液の適切な量や時間、タイミングを把握した美容師がきれいにパーマをかけられます。きれいな髪だとパーマも長持ちするし、施術代も安く済みます。ハイダメージのほうが美容室は儲かります。

サロン専売品を使っても効果がわからないといった人は使いこなせていないか、髪に合わないものを使っています。髪風船のものはカラーやパーマといった施術をしている人に合うように配合されています。タングルティーザーをお使いなので使いこなすことも簡単です。

シャンプー前にブラッシングして、トリートメントするときブラッシングするときれいに馴染みます。とりあえず、シャンプーとトリートメントを髪風船のものに変えるだけでパーマが見違えます。

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4つの結合とパーマのかかるしくみ

パーマ剤の反応プロセスと4つの結合は深い関係があります。
4つの結合のうち3つの結合を切断し、美容技術の中で最も効率的に髪を軟化させる薬剤がパーマ1剤です。

・水素結合 ←薬剤塗布で切断
・イオン結合 ←パーマ剤がアルカリ性なので髪のpHもアルカリ性に傾くことによって切断
・S-S結合 ←1剤の還元作用で切断

※すべてのシスチン結合が切断されるわけではなく、強いパーマ剤でも髪のシスチン結合の約20%しか実際には切断されていません。

パーマ2剤の酸化剤で戻せるのは、シスチン(S-S)結合だけです。pHを等電帯(pH4.5~5.5)にし、髪を乾かすことで、イオン結合と水素結合が元に戻ります。
ウェーブはこの3つの結合で作られているので、パーマ処理においては、3つの結合をしっかりと戻すことが重要です。
これができていないと、弾力の低下と間充物質の溶出によりウェーブ形状の固定化ができず、パーマがとれやすくなります。さらに、髪の強度低下、水分量低下にもつながります。

引用元:ケミカル講座 vol.1 パーマのしくみ・基礎知識

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