イイスタンダードシャンプーは価格ほどいいのか効果と成分解析

イイスタンダードシャンプーはデパートコスメとしても人気の高級感のあるシャンプーです。美容成分が多く、アミノ酸洗浄成分や天然由来のオイルといったものはヘアケアに効果あるのか気になるかもしれません。

美容成分はヘマチンやケラチン、コラーゲン、ヒアルロン酸などの髪の補修や保湿成分といった、同価帯かもう少し高価格帯なら配合しいることが多く、特別感といったことは特にありません。配合量はどのメーカーも企業秘密のため不明ですが、多く配合されていれば優れていることはなく、バランスが悪ければベタつきやかゆみなどの原因にもなるかもしれません。シャンプーは頭皮を洗うものだから、洗浄成分のほうが大事といえます。

イースタンダードシャンプーの洗浄成分は洗浄力が強く、使い続けると髪や地肌に負担が大きいかもしれません。保湿成分や美容成分は配合されていますが、それを上回る洗浄力があります。また、ノンシリコンシャンプーのため、摩擦による髪のダメージ防ぐ成分のシリコンが配合されておらず、髪と頭皮への負担が大きく髪が抜ける可能性もあります。価格のわりに洗浄成分へのこだわりがありません。

表示では分かりにくいノンシリコンのヘアケア用品

オレフィン(c14-16)スルホン酸Naとは?効果や安全性を解説!

アミノ酸系洗浄成分はオレフィンスルホン酸Naといい、ラウレス硫酸Naくらいの洗浄力があり、髪のパサつきや頭皮の乾燥、薄毛などトラブルの原因になるかもしれません。

日田天領水をベースの水として利用していますが、軟水のため成分が溶けやすく、ノンシリコンのため洗浄力が過剰になるかもしれません。洗い上がりがいいのはコーティングや保湿といったもので質感はよくみせることはできますが、知らないうちに負担が大きくなるかもしれません。

日田天領水とは

硬水と軟水の違いとミネラル量と水の硬度

水は簡単に分類すると軟水と硬水があり、軟水は硬度が低く、成分が溶けやすい特徴があります。硬水は硬度が高く成分が溶けにくい特徴があります。日本の水は軟水のため、成分が溶けやすいといえますが、洗浄成分を溶かすと必要以上に効果が発揮されてしまいます。ヨーロッパなどは硬水のため、成分が溶けにくいから、洗浄力が高い成分を配合しても泡立ちが弱く洗浄力も弱めです。硬水はミネラルを多く含むため、髪がゴワつきやすいといったこともあります。

トリートメントはいいかもしれませんが、シャンプーの洗浄力が強すぎる美容としての効果がマイナスに働くかもしれません。シャンプーはボトルのデザインで選ぶものではないため、ラウロイルメチルアラニンNaといった負担の少ないものは多くあります。髪をきれいにしたいとか、お気に入りだからどうしても使いたいなら問題ありませんが、ヘアケアとして好ましくありません。

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