紫外線を浴びると髪の毛が傷むのはもともとダメージヘアです。

紫外線を浴びると髪の毛が傷むのは、もともとダメージヘアだから傷みます。髪の毛の役割は頭を守るために生えているといわれています。

暑さや寒さから身を守る

毛髪の中心部には毛髄質(メデュラ)と呼ばれる空洞の部分があります。犬や猫などの動物の毛にも毛髄質があり、人と比べて空洞部分が大きくなっています。この空洞により、毛髪は熱を伝え難い性質を持つため、外気の寒暖を頭部に伝えにくくする働きを持つと考えられています。

直射日光や紫外線から頭部を守る

黒髪にはメラニンという色素が含まれ、この色素が遮光することで、頭部への紫外線の影響を抑えます。
紫外線を浴びすぎるとメラニン色素が分解され、黒髪の場合髪色は赤茶色に色褪せます。

引用元:毛髪の役割

髪の毛は紫外線から頭を守るためにあるから、本来は紫外線ダメージに強いといえます。

しかし、美容室のカラーやパーマなどの施術を受けたり、洗浄力が強いシャンプーなどを使っていると、髪を構成するタンパク質が脆くなってしまいダメージを受けやすくなります。

詳しい記事はこちら。

髪にあたえるダメージランキング(美容室編)

【保存版】なにがどれくらい痛むの?美容師がつくるヘアダメージリスクランキングBEST5

紫外線から髪を守るにはUVカットの帽子を被ったり、補修や保湿成分が入ったシャンプーやトリートメントを使うと紫外線ダメージを予防したり、成分によって補修もできます。

髪に直接付けるタイプのオイルやミストなども多くありますが、ベーシックなヘアケアをしていないと効果は低めです。ヘアケアしておけば紫外線ダメージによる髪の傷みを最小限にできます。

コメント