ヘアオイルの使いかたは、手のひらに適量だしたあと、手に広げてなじませて、髪に付けてスタイリングします。
【基本】ヘアオイルの使い方
まずは基本となるヘアオイルの使い方をステップ順に解説します。
1.お風呂から出てタオルドライをして、濡れた髪から水滴が落ちない程度に水分を拭き取る
2.ヘアオイルを手のひらに適量出し、指の間にまで均一になるよう全体に伸ばす
3.毛先から順にヘアオイルを馴染ませる
4.ドライヤーで乾かすヘアオイルは毛先から中間、表面の順に付けていきます。頭皮につかないよう注意しましょう。
ヘアオイルを塗りすぎると、オイルが髪に浸透してしまい、ベタつきやダメージの原因になります。
ダメージヘアを補修するために使っているつもりでも、よけいに髪を傷めています。
「オイル毛」とは髪の毛の中にオイル(油分)が入り込みすぎっちゃってる髪の毛のことをさします。
このオイル毛を治すには少々手間がかかります。
いわゆる「オイル抜き」という行為をするのですが、美容室でする場合は炭酸泉を使いながらクレンジング系のシャンプーで洗うことを繰り返すと改善されます。
オイル毛は根元の方がオイリーヘアになってるため頭皮から洗うことが多いので1回の来店でオイル抜きができることは少ないです。
*状態により変わります。
ヘアオイルは美容室でも問題になっており、ヘアオイルが浸透した髪はキューティクルまで剥がれるから、オイルを除去できないとか、カラー剤やパーマ液が浸透しないなどあります。また、本来の髪質がわからないから施術が難しくなっています。
ヘアオイルのダメージ補修は、膜をつくるコーティングという意味です。髪を補修する成分はケラチンやCMC、ヘマチン、ペリセア、エルカラクトンといったものが補修効果が高めです。
ダメージヘアを補修するためにはサロン専売品や補修効果の高い髪に負担の少ないシャンプーとトリートメントが効果的です。
専売品などと市販の違いは成分です。専売品などが高いのは髪と地肌に負担の少ないものだったり、補修効果が高いケラチンやCMCなどを配合するから成分が高価になり、混ぜる機械も高価だから、シャンプーとトリートメントが高めです。
成分の違いは「うま味」の違いに似ている!!
美容院のシャンプーと市販のシャンプーは、メインとして使われる洗浄成分(界面活性剤)が大きな違いとされています。
美容院のシャンプーは主にアミノ酸系、市販のシャンプーは石油系の洗浄成分が主流です。
市販のシャンプーは使った人が「良いシャンプーだ!」と実感しやすいように、使ったその時からツルツル感が出るように作られています。
逆に美容院のシャンプーは髪質、頭皮の悩みにアプローチして改善していくように作られているため、使い続ける事で良さがわかるようになります。
そのため、美容院のシャンプーと市販のシャンプーを比べると、美容院のシャンプーの方が手触りを悪く感じる事もあります。
例えるならば、市販のシャンプーはうま味調味料のようなハッキリとした分かりやすいうま味が一口目で感じられるもので、美容院のシャンプーは天然出汁のような後引くうま味、そんなような違いです。
市販品が安いのはシャンプーは洗うだけ、トリートメントはシリコンで補修するだけのものが多く、成分は配合されていますが、配合量が少なく効果はほとんどありません。
とくに大手の場合は、洗浄成分は歯磨き粉や食器用洗剤、掃除用洗剤と共用しているから安く仕入れて大量生産することができコストを抑えられます。洗浄成分の安全性は高くても、ほかの成分が人体に有害なこともあり、掃除用洗剤を舐めてはいけません。
シャンプーとトリートメントは各2-3プッシュくらいで補修できたり、スタイリングとしてヘアオイルを使うなら少量でまとまるようになります。ヘアケアをしっかりしないと、ヘアオイルがダメージヘアを進行させます。
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