LDKがあてにならないと気付いたら知ってほしい成分と価格の関係

読者に寄りそう本気でテストする雑誌LDKのシャンプー解析があてにならないのはテストしていないし、解析が雑だからです。

ランキングの簡単な作りかたは、通販サイトのランキングを参考に売れている商品を並べます。読者のためを装って1000円以下とか2000円以下のランキングを多く作成しますが、それがいいものとは限りません。雑誌はあくまで広告宣伝のための媒体だから、スポンサー商品に有利なテストをすることで良さそうに見せています。

企業出版にかかる費用と相場

企業出版とは、企業や医療機関などの法人が、経営者のブランディングや集客、採用など、経営課題の解決を目的とする出版です。

企業出版の費用は、500万円~1500万円ほどが相場です。企業出版は企業の課題を解決するための施策の為、多くの場合、企業が「広告宣伝費」として出版の費用を負担します。

企業出版では企業課題を解決するための手段としてゼロからつくりあげていくため、内訳としては出版のための企画費、編集・ライティング(執筆)・取材などの人件費、デザイン費、校正費、印刷費、用紙費などがかかります。

引用元:500万円~1500万円ほどが相場の商業雑誌含む出版の費用の相場と考え方

ほんとうにいいものを決めるなら、美容室専売品もランキングに入りますが、サロン専売品は髪や地肌の悩みにあわせたものだからメーカーからコンセプトが違うとクレームが付きます。

オージュアのコンセプトは、ご存じでしょうか?オージュアには、様々な思い、意味が込めらています。

オージュアのコンセプト

オージュアとは、日本人女性ならではの様々な生活環境をふまえた上で髪を綺麗にしていこうというコンセプトで作られた美容室専売ヘアケア商品です。
日本人女性の髪の特性、美容習慣などに特化したものなのです。

また、髪にかかる影響も人によって多種多様です。例えば、季節やスタイルの変化、日常のストレス、年齢を重ねる事による様々な変化など。

人によって違う髪の悩みには、その人の為だけのオーダーメイドのヘアケアプログラムを提供する、ということをモットーに、日本女性一人ひとりのために髪の悩みの要因を本質まで徹底的に追求したい。」

引用元:Aujua(オージュア)のコンセプトとは

オッジィオットの考え方

美容のプロとのコミュニケーションで自分史上最高の毛髪に

オーダーメイドでカスタマイズできる万能・複合型の処理剤&トリートメントシステム「oggi otto」。
カラーやパーマなどすべてのサロンメニューに対応するトリートメントシステムです。

引用元:oggi ottoとは

もし、ランキング入りしても洗浄力が弱いとかコスパが悪いと評価され、ベスト10にも入らないかもしれません。ただ、悩みにあったシャンプーを使っている人の満足度は高く、逆にコスパの高いランキング上位のものを使っているのに悩みが増えるといったことが多くあります。

シャンプーをテストするなら1-3ヶ月くらい使ってみないと、髪や地肌にいいのかは分かりません。洗浄力のテストは何でも洗えるからいいとするのは危険です。

理想的な洗浄力は汚れや酸化した皮脂は落とせるけど、肌バリアはある程度残すといったものです。しっかり洗えるシャンプーは地肌の乾燥や髪のダメージを加速させます。

毛髪は死んだ細胞であり、一度ダメージを受けると元には戻りません。市場には毛髪損傷の回復を謳う製品もありますが、本質的には毛髪表面をコーティングしたりダメージ部分にたんぱく質等を補い補修するものであり、元の状態に戻すものではありません。

そのため、毛髪を傷めないことが最も大切で、傷んでしまったらそれ以上ダメージが進行しないようにケアすることが大切です。

引用元:毛髪の損傷とヘアケア

人の髪はダメージによりタンパク質が抜け出てしまいます。

このタンパク質が抜け出て空洞化してしまった部分をダメージホールと言います。

髪はダメージが進みダメージホールが多くなると、スポンジのようにスカスカになってしまい、空気中の水分を吸収してしまいます。

空気中の水分を吸収した髪は水分バランスが崩れ、ウネリや広がりが出てしまい、しっかりセットしてもヘアスタイルが崩れてきてしまいます。

ダメージが進めば進むほどスタイルが長持ちしない原因でもあります。

引用元:梅雨時期でヘアスタイルのもちを悪くするダメージホールとは?

LDKの専門家の解析はアミノ酸やノンシリコンだから良いとか、この成分が入っているから良いというテキトーなものです。成分が入っているのは間違いありませんが、配合量までは不明だから、コンセプトまではわかるけど効果があるのかまでは分かりません。

シャンプーやトリートメントのボトルの裏に書いてある内容成分をググればよいのです。

そこらへんの美容師さんレベルでも配合されている界面活性剤の特徴や保湿剤や補修成分などの添加物を見て、その成分同士の組み合わせ方や全体の成分構成等である程度そのシャンプーやトリートメントの狙いやどんな特徴のあるモノかは想像できるようになるのは間違いはないだろう。

ボトルの裏の内容成分表をみれば、だいたいの特徴ぐらいは解るハズ… ただ決定的に解らないものがあるんだよね!

そのシャンプーの内容成分自体は簡単にわかるんだが成分表を見ただけでは絶対に解らないのが、どのくらいの分量を配合しているか!?

そ〜、そのシャンプーに、その成分が、どれだけの量が入っているのか?

内容成分の正確な配合量や配合比がわからないのです!

引用元:シャンプー解析、分析サイトを参考にしてはいけない理由

アミノ酸系洗浄成分のオレフィンスルホン酸は洗浄力が高く髪がパサつきます。ただ、補助として使ったり、洗浄力を活かして一気に落とすといった使いかたもあるから使いかた次第です。

「アミノ酸系」は肌と同じ弱酸性で、やさしい洗浄力が特徴です。髪のタンパク質を守りながら洗浄できてしっとり洗いあがるので、ダメージが気になる人におすすめです。

名前に「~グルタミン酸、アラニン、グリシン」などがつく成分が入っています。

引用元:【2023年】プチプラシャンプーのおすすめランキング15選。美容師とLDKが人気商品を徹底比較

オレフィン(C14-16)スルホン酸Naは、高い洗浄力、起泡性、泡切れ性に優れた特徴を持ち、脱脂力もそれなりに高い成分です。

肌や髪の表面を一掃するような洗浄タイプなので、バサバサする・つっぱるような洗い上がりになりやすいという特徴もありますが、シャンプーでは補助洗浄成分とともに配合されることが一般的です。

引用元:オレフィン(c14-16)スルホン酸Naとは?効果や安全性を解説!

シリコーンはケイ素樹脂で、ケイ素を含む有機化合物の総称です。シリカと違い、天然には存在しません。そのシリコーンの含有の有無が、昨今のシャンプーのセールスポイントになっているようです。

(中略)

シリコーンの主な役割として、髪をコーティングし、摩擦による髪のダメージを防ぐことや、指どおりを滑らかにするなどが挙げられます。

ノンシリコーンの場合、髪をコーティングしないため、汚れが落ちやすくなるメリットがある一方、摩擦の軽減作用がないため髪がきしんだり、傷みのある髪における使用は、髪に負担となる可能性があります。

引用元:表示では分かりにくいノンシリコンのヘアケア用品

安くてコスパが良いシャンプーは保湿や補修成分の配合量が少なく、書いてあるような効果はありません。高いものと安いものは成分が違ったり、配合量も違うため、効果が欲しいなら成分が良く、成分の配合量が多いものじゃないと効果ありません。

美容院シャンプーと市販シャンプーは「濃さ」が違う

実は市販のシャンプーの半分は水で作られていますが、美容院のシャンプーは3割前後が水でつくられています。つまり、美容院のシャンプーの方が成分が濃いという事です。

成分の濃さが違う事によって最も変化するのは、泡立ちの違い。市販のシャンプーをたくさん使って泡だててもキメの粗い泡しか立ちませんが、美容院のシャンプーをたくさん使って泡立てると、大変キメ細かな泡が立ちます。

この他にも市販と美容院のシャンプーには3つの大きな違いがあります。

(中略)

美容院のシャンプーと市販のシャンプーは、メインとして使われる洗浄成分(界面活性剤)が大きな違いとされています。

美容院のシャンプーは主にアミノ酸系、市販のシャンプーは石油系の洗浄成分が主流です。

市販のシャンプーは使った人が「良いシャンプーだ!」と実感しやすいように、使ったその時からツルツル感が出るように作られています。

逆に美容院のシャンプーは髪質、頭皮の悩みにアプローチして改善していくように作られているため、使い続ける事で良さがわかるようになります。

そのため、美容院のシャンプーと市販のシャンプーを比べると、美容院のシャンプーの方が手触りを悪く感じる事もあります。

例えるならば、市販のシャンプーはうま味調味料のようなハッキリとした分かりやすいうま味が一口目で感じられるもので、美容院のシャンプーは天然出汁のような後引くうま味、そんなような違いです。

引用元:美容院シャンプーと市販シャンプーの違いは何??

ヘアケアの基本になるシャンプーとトリートメントは2-3プッシュでほとんどの人は洗ったり、補修もできるから特別高いといったことはありません。

髪に良いものにするだけで切れ毛や枝毛といったダメージを予防したり、カラーやパーマや縮毛矯正も落ちにくいし、ダメージが少ないからドライヤーで乾かす時間が短くて済むとか、柔らかくまとめやすくスタイルを作りやすいといったこともあります。また、美容師も扱いやすくなるから褒められる髪質にできます。

雑誌のランキングがあてにならないと気付くのはかなりセンスが高く、髪と地肌をきれいにするアイテムを使いこなすこともできるはずです。


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