シャンプー解析はステマだからあてにならない!髪にいいシャンプーはどれ?

シャンプー解析を信じて使ってみたけど、髪がパサパサするし、抜け毛も増えたような。頭がかゆいけどシャンプーがあってない?あてにならないのに何でシャンプー解析してるの?

シャンプーの目的は髪と頭皮を洗うことです。アミノ酸系洗浄成分や石油系界面活性剤、ボタニカル、オーガニック、ノンシリコン、オイル配合などはヘアケアに関係ありません。皮脂汚れを洗えて髪と頭皮に負担が少ないのが髪にいいシャンプーです。

シャンプー解析は、キャッチコピーや商品コンセプトどおりの商品なのかを解析すると失敗を防ぐことができます。髪補修とあるのに髪の補修成分が入ってなかったり、ヘアケアとあるのに洗浄力が強すぎたり、育毛効果がありそうだけど実際は抜け毛が増えそうな成分のシャンプーは多くあります。

美容師の間で有名なDO-Sシャンプーのコンセプトはすっぴん髪にする!だから、ラウレス硫酸Naを主成分とし、全てのコーティングを引き剥がすことですっぴん髪にします。美容師が施術前に使い、すっぴん髪にすることで施術しやすく薬剤の浸透もよくできます。素人が使うとパサパサしますが、それが本来の髪だからコンセプトどおりの商品です。あてにならないシャンプー解析では、たいしたことないと評価ですが、コンセプトどおりだから購入者からの評価は高いです。

場末のパーマ屋の美容師日記 キアラーレDO-Sシャンプー&トリートメント

シャンプー解析はルールさえ覚えれば解析するのは簡単です。シャンプーは法律上、化粧品に分類され、配合量が多い順にラベルなどに表示されます。シャンプーは水と洗浄成分の界面活性剤、保湿剤などの補助成分から構成されます。1番目に水とあるのは不純物が入っていない精製水です。シャンプーは頭皮と髪を洗うものだから、2番目から5番目くらいまでが主要成分の目安です。それ以降は補助成分として配合されます。

薬用シャンプーは特殊で表示順がバラバラ、どの成分が多いかは不明ですが薬用成分の表示は別枠で記載されています。育毛効果のありそうなシャンプーの薬用成分は抗炎症か殺菌が多く、殺菌成分だと常在菌まで殺菌することで肌に負担がかかり抜け毛が増える可能性もあります。髪と頭皮に負担の少ないシャンプーは化粧品でも充分に効果あります。

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シャンプー解析で絶対にわからないのは、メーカーの企業秘密である成分の配合量と比率割合です。しかし、値段から予想はできます。安くてコスパいい商品はなく、ほとんどは配合量を少なくすることで、品質の高い商品にみせています。値段が高いのは成分の配合量が多かったり、成分が高価だから値段が高いですが、そのぶん髪と肌に負担が少なく、髪をきれいにします。値段と成分の目安は1000円くらいまでなら洗うだけのシャンプー、3千円以上は人肌にやさしい洗浄力と保湿成分を配合しています。

シャンプー解析の信憑性は、シャンプーのコンセプトを解析するのか、シャンプーの成分を解析するのかによって変わります。商品のコンセプトと成分があってなければキャッチコピーだけの商品です。成分がいいし、価格も安い!コスパ最強!と美容師が解析してしまい、数ヶ月後に髪がパサパサになるオイル入りシャンプーもあります。コンセプトと成分が合っていて、値段も高めの商品が髪をきれいにします。

コンセプトと成分が合っているシャンプーを使うと、髪をきれいにするコンセプトのシャンプーとトリートメントなら髪がきれいになり、髪を補修するコンセプトの商品ならダメージ髪を補修できます。高めの商品は理由があってあの値段です。使いかたを覚え、順番を守り、ヘアドライヤーで乾かす、濡れた状態でヘアアイロンすると髪の内部で水蒸気爆発がおき髪が痛むからヘアアイロンは乾いた髪にあてるなど、正しいとされるヘアケアすれば髪をきれいにできます。

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