シャンプーの解析があてにならない理由について

シャンプーの解析をみてよさそうだったけど良くもないし悪くもなかったり、最悪なシャンプーなのに好評価のこともありますね。シャンプーの解析は成分だけでなく、コンセプトや値段なども含めないと地雷にあたりますよ。

シャンプーを使うまえに知っておくことは、シャンプーの仕組みは泡によって汚れが落ちるから、泡立ちのいいシャンプーを使うと地肌をしっかり洗えます。泡立ちが悪いときは、一度洗い流したあとにシャンプーすると泡立ちがいいですよ。使いかたを間違えていると効果がないから最低なシャンプーだと勘違いします。

シャンプー解析のあの成分が良い、この成分はダメというのは、成分単体のことだから、シャンプーに必要なら配合する必要があります。エタノールなどはヒリヒリする可能性もありますが、成分を混ざりやすくさせるため少量だけ配合したりします。混ざっていないシャンプーを使うと効果がまだらになり、濃厚だとベタつき、薄いと水をかけただけのような効果しかありません。また、成分はいくつも配合されるから原因の特定は難しいですよ。

シャンプーで1番重要なのは洗浄成分の界面活性剤です。洗浄力が強ければ負担が大きいため乾燥したり荒れやすく、弱ければ洗えていないため汚れが残り肌荒れや炎症の原因になりますよ。バランスがいいのは汚れを落とし、肌バリアをのこす成分です。そんな都合のいい成分を使っているから美人は髪もきれいですね。

シャンプー解析でわかることは成分と値段とコンセプトがあっているのかくらいです。どれだけいい成分を配合しても少量だとまったくなほど効果がなく、もしシャンプーのコンセプトがブス髪をつくるため抜け毛を増やして頭皮も乾燥させるなら、コンセプトどおりのブス髪成分を配合したいいシャンプーと解析できますよ。

安いシャンプーは食器や住宅洗剤などに使われる汎用性のたかい洗浄成分を使うため、パサつきがあったり乾燥しやすいですね。美容室やネットでしか見ないシャンプーは人肌に合わせて成分を調整したアイテムが多く、負担も少なく汚れを落としますよ。ネットシャンプーは美容師が監修し、自社のオンラインストアで販売するものや美容室のシャンプーを使いやすくしたものがありますね。

デパコスはメーカーによってバラつきがあり、保湿や補修の効果はたかくても洗浄成分にこだわりがないから、保湿といいながら洗浄力が強かっり、補修成分に固執することで地肌の汚れを落とせないなど値段のわりには効果もありません。また、デパートや百貨店はテナント代やブランド料も上乗せされるからヘアケアとしての効果も低めです。

シャンプーは配合される成分が多い順に記載され、1番はじめに記載される洗浄成分の界面活性剤をみたり、調べたりすると、どのようなシャンプーか解析できます。ラウレス硫酸Naやオレフィンスルホン酸Naがはじめのほうにあるときは洗浄成分が強めと解析できます。ノンシリコンシャンプーこそ至高などデタラメが拡散したせいで、シリコンまたはジメチコンを配合しない非常に負担の大きいシャンプーが多くありますよ。デザインと安さで使わないでくださいね。

花王 パッケージに書いてある「全成分表示」の順番には何か意味があるの?

ラウロイルメチルアラニンNa系ならバランスがよくマイルドな洗浄力だから頭皮に負担が少なく、汚れはしっかり落ちるということで好評です。ココイル加水分解コラーゲンKなどは髪を保湿しながら穏やかに洗うため洗浄力は低めですがアラニン系を補助にすることで汚れを落とし、ダメージを最小限にします。ヘアケアと補修系は目的がちがうから、ダメージがないとビルドアップといい成分に成分をベタベタ重ねることでベタつきやかゆみがおきますよ。ハイダメージでヘアケアを使うとシャンプーによってはパサつきが気になりまとまりにくいと感じます。解析評価のコスパが悪いなんか気にせずに悩みにマッチしたアイテムでケアしてくださいね。

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